こんにちは。スニーカー・ジャングル運営者のTAKAです。
大学生のスニーカーがダサい気がする、周りの友だちより自分だけ野暮ったく見えていないか不安になることってありますよね。大学生のスニーカーレディースコーデで厚底ばかり選んでいないか、大学生メンズのスニーカー選びでスポーツ感が強すぎないか、大学生の黒スニーカーや白スニーカーをどう合わせればいいのか、コンバースがダサいと感じてしまうのは自分だけなのかなど、細かい悩みが一気に押し寄せてくると思います。
同じ大学生の友だちを見ていると、スニーカーのブランドやモデルも人それぞれで、「自分の足元だけ空気読めてないかも」とドキッとする瞬間もあるはずです。サークルやバイト先、合コンや飲み会など、いろいろな場面があるからこそ、どんなシーンでも浮かないスニーカーを選びたいですよね。その一方で、おしゃれを意識し過ぎて履き心地を犠牲にしてしまい、足が痛くなってしまった経験がある人も多いかなと思います。
このページでは、大学生向けスニーカーおすすめメンズモデルやレディースおすすめスニーカーの考え方、大学生のスニーカー選び方の基本まで、全部まとめて整理していきます。読み終えるころには、「自分の足元、思ったより悪くないかも」「次に買う一足はこれにしよう」と前向きに決められるようになるはずなので、肩の力を抜いて読んでみてくださいね。
この記事のポイント
- 大学生のスニーカーがダサく見える主な原因を理解できる
- レディースとメンズそれぞれの失敗パターンと対策がわかる
- 黒や白など定番カラーをおしゃれに見せるコツを学べる
- 次に買う一足を選ぶための具体的な基準が手に入る
大学生のスニーカーがダサい原因を整理する

スニーカージャングル・イメージ
まずは「なぜダサく見えてしまうのか」を冷静に分解していきます。モデルそのものが悪いというより、サイズ選びや汚れ、合わせ方で損をしているケースがほとんどです。ここを押さえておくと、今持っている一足もグッと良く見せられますし、新しく買うときの基準もぶれにくくなります。「なんとなく変だな」と感じる足元には、必ず理由があります。その原因を一つずつほどいていきましょう。
レディースで起きやすい失敗例
レディースの大学生に多いのは、スタイルアップを意識しすぎて、厚底スニーカー一択になってしまうパターンです。たしかに厚底は脚長効果がありますが、全身のボリュームとのバランスを外すと足元だけ浮いた印象になりやすいんですよね。写真を見返したときに「靴だけ主張強くない?」と感じたことがあるなら、そのサインかもしれません。
厚底を優先し過ぎるとどう見えるか
例えば、ゆるいワイドパンツにボリュームのある厚底スニーカーを合わせると、下半身がずっしりと重く見えがちです。トップスまでビッグシルエットにしてしまうと、全体がぼんやりしてしまい、せっかくの脚長効果も埋もれてしまいます。そんなときは、ソールはほどほどの厚さで、アッパーがすっきりしたモデルを選ぶとバランスが取りやすくなります。
逆に、スキニーデニムやタイツ合わせのときに極端な厚底を履くと、今度は足首から下だけがやたらと大きく見えてしまいます。厚底は「盛る」ためのアイテムではなく、あくまでコーデ全体のバランスを整えるための調味料くらいの感覚で使うと、ちょうどいい雰囲気になりますよ。
色や柄を盛りすぎてしまうパターン
もう一つ多いのが、かわいい色や柄を選びすぎて、コーデ全体がちぐはぐになるケースです。ピンクやパステル、アニマル柄やチェック柄のスニーカー自体が悪いわけではありませんが、トップスやバッグ、アクセサリーまで色と柄が多いと、どこを見ていいか分からない印象になります。
目安としては、服との色数は三色程度に抑えるのがおすすめです。たとえば、「白トップス+デニム+ピンクのスニーカー」のように、色を絞るだけで一気に大人っぽくまとまります。どうしても柄物スニーカーを履きたい日は、服の方をシンプルに寄せてあげると、足元が主役としてちゃんと映えますよ。
サイズ感と歩きやすさの落とし穴
レディースで意外と多いのが、「見た目重視で小さめサイズを選んでしまう」失敗です。小さくて足がキュッと締まって見えると、なんとなくスタイルアップしている気がしますが、実際には足の甲が盛り上がってシルエットが崩れたり、歩き方がぎこちなくなったりします。これは見た目だけでなく、足の健康にもあまり良くありません。
レディースの失敗でよく見るのは、サイズが小さすぎて足の甲が盛り上がってしまっている状態です。見た目もきつそうに見えるうえ、靴擦れの原因にもなります。サイズは「つま先に少しゆとりがある」「横幅が締め付けられない」ことを基準に、無理に小さくしすぎないようにしましょう。ヒールと違って、スニーカーはしっかり歩くことが前提なので、見た目と履き心地のバランスを両方大事にしてOKです。
レディースが避けたい組み合わせ例
| コーデ例 | なぜダサく見えやすいか |
|---|---|
| ビッグパーカー+ワイドパンツ+極厚底 | 下半身のボリュームが出過ぎて、全体が重たく見える |
| 柄ワンピース+総柄スニーカー | 柄同士がぶつかって、足元のデザインが生かせない |
| 素足風ソックス+小さめキャンバススニーカー | 足の甲がパンパンに見えて窮屈そうな印象になる |
こうした組み合わせは、どれか一つの要素を「シンプル」「余裕のあるサイズ」に変えるだけで、一気に垢抜けます。
メンズが注意したい選び方
メンズの大学生は、部活やバイトで履いているランニングシューズやバッシュを、そのまま私服に合わせてしまうことが多いです。機能性は高いですが、カジュアルコーデに合わせるとスポーツ感が強すぎて生活感丸出しに見えてしまいます。本人としては「動きやすいからこれでいいや」と思っていても、周りからは「部活帰りかな?」と見られてしまうことも。
スポーツ用と普段用は分けた方がいい理由
スポーツ用シューズは、走ったりジャンプしたりする動きを前提に作られています。クッションが分厚かったり、かかとが高くなっていたり、派手なカラーリングで視認性を高めていたりと、見た目より機能優先のデザインが多いです。そのまま私服に合わせると、どうしても「ガチ感」が出てしまいます。
私服用には、ソールの形が落ち着いていて、アッパーもシンプルなライフスタイルスニーカーを一足用意しておくと安心です。ナイキのエアフォースやアディダスのスタンスミス、ニューバランスの500番台あたりは、Tシャツにもシャツにも合わせやすい定番どころですね。色は白か黒、グレーやネイビーなどベーシックなものを選んでおくと、初めてでも使いやすいと思います。
サイズを大きめに買いがちな人へ
もう一点、メンズでよくあるのが、サイズを大きめに買いすぎること。楽だからといって実寸より1〜2cm大きいサイズを選ぶと、歩くたびにかかとが浮いてしまい、だらしない印象になります。さらに、足が靴の中で前後に動いてしまうので、つま先に負担がかかりやすく、爪を痛める原因にもなります。
試着のときは、普段履いているソックスの厚さで履くことが大事です。厚手のスポーツソックスをよく履く人は、その状態で試着しないと、家に帰ってから「思ったよりきつい…」となりがちです。指一本分が入る程度のゆとりがありつつ、かかとが浮かないサイズを目安に選びましょう。
シーン別のおすすめイメージ
メンズ向けシーン別スニーカーの目安
| 通学・普段着 | ローカットの白・黒・グレーなどベーシックカラー |
|---|---|
| 飲み会・合コン | レザーや合皮素材で上品さのあるモデル |
| アウトドア・フェス | クッション性が高く、汚れに強いメッシュ素材やゴア系 |
このあたりをざっくりイメージしておくと、「とりあえずこれ履いておけば大丈夫」という一足が決めやすくなります。
スニーカーは「幅」と「甲の高さ」も重要です。足幅が広い人はワイドラストのモデル、甲が高い人は紐やベルトで調整しやすいモデルを選ぶと、見た目と快適さを両立しやすくなります。きゅっと締めすぎた紐よりも、少し余裕を持たせたフィット感の方が、見た目も自然できれいですよ。
黒スニーカーで失敗しないコツ

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黒スニーカーは汚れが目立ちにくくて便利ですが、合わせ方を間違えると重たく、地味でダサく見えがちです。ポイントは「素材」と「合わせるボトムスの色」、そして「全体の明るさバランス」を意識すること。ここを押さえておけば、黒スニーカーは一気に頼れる相棒になります。
素材による印象の違いを知る
例えば、光沢のあるレザーやスエードの黒スニーカーは、デニムだけでなくスラックスにも合わせやすく、きれいめな印象を出せます。キャンバス素材の黒なら、よりカジュアルでラフなムードになりますが、その分だけ色あせやホコリが目立ちやすいので、こまめなブラッシングが大事です。
一方、ソールまで真っ黒でゴツいボリュームスニーカーは、ストリート感が強く出やすいので、パンツやトップスとのバランスをよく考える必要があります。スキニーパンツに合わせると、足元だけドンと大きく見えてアンバランスになりやすいので注意が必要です。
ボトムスとの色合わせで失敗を避ける
「黒とグレーの配色って地味にならない?」とよく聞かれますが、配色バランスさえ意識すれば、黒スニーカーとグレーパンツの組み合わせはかなり使えます。黒スニーカーにグレーパンツ、トップスは白や明るめの色を選ぶと、モノトーンの中にも抜け感が出て、落ち着いた雰囲気になります。
逆に、黒スニーカーに黒スキニー+黒パーカーなど、全身真っ黒に寄せすぎると、素材の違いが分かりにくくなり、のっぺりとした印象になりがちです。オールブラックをやるなら、トップスをニットやシャツ、ジャケットにするなど、質感で変化をつけてあげると一気にこなれます。
季節別の黒スニーカー活用法
春夏は、黒スニーカーに明るい色のトップスや淡いデニムを合わせて、コントラストをはっきりさせるのがおすすめです。白Tシャツ+ライトブルーデニム+黒スニーカーの組み合わせは、性別問わず鉄板ですね。秋冬は、ブラウンやベージュのニット、チェック柄のパンツと合わせることで、季節感を出しつつ落ち着いた雰囲気にまとまります。
黒スニーカーの簡単コーデサンプル
| 春 | 白Tシャツ+薄色デニム+黒ローカット |
|---|---|
| 夏 | ビッグシルエットT+ショーツ+黒ハイカット |
| 秋 | ブラウンニット+黒スラックス+黒レザー調スニーカー |
| 冬 | チェスターコート+スキニー+黒ボリュームスニーカー |
どの季節でも、「トップスかボトムスのどちらかを明るくする」ことを意識すると、黒スニーカーが重たく見えにくくなります。
黒スニーカーと靴紐の色合わせについてもっと深掘りしたい場合は、スニーカーと靴紐の色の組み合わせを詳しく解説している記事も参考になると思います。
白スニーカーで気を付けたい点
白スニーカーは清潔感があって、大学生のコーデにも本当に使いやすいアイテムです。ただ、汚れと黄ばみには要注意。ここを放置すると、一気にダサく見えてしまいます。「買ったときは真っ白でテンション上がっていたのに、気づいたらグレーっぽくなってきた…」というのは、白スニーカーあるあるですね。
素材別のお手入れの基本
キャンバス地の白スニーカーなら、汚れたときは早めに柔らかいブラシで泥を落として、薄めた中性洗剤で優しく洗うだけでもかなり見た目が変わります。ゴシゴシこすりすぎると表面が傷んで毛羽立ってしまうので、「泡で汚れを浮かせる」イメージでケアするのがポイントです。
レザーの場合は、専用のクリーナーと保湿クリームを使うと、ひび割れや色あせを防げます。汚れを落としたあとにしっかりクリームをなじませると、ツヤが戻って上品な雰囲気になりますよ。最後に防水スプレーを軽くかけておくと、雨や汚れにも強くなります。
ソックスやパンツとの合わせ方
もう一つ意外と大事なのがソックスの色です。白スニーカーに柄ソックスを合わせると、コーデがにぎやかになりすぎてしまうことがあります。迷ったら、白かグレー、黒の無地ソックスを選んでおくと失敗しにくいですよ。くるぶし丈ソックスで足首を見せると、春夏は特に軽さが出ておすすめです。
パンツに関しては、デニム・チノ・スラックス、どれとも相性は抜群です。ただし、裾の長さには注意。裾が長すぎて白スニーカーにクシャッとかぶっていると、折角の清潔感が半減してしまいます。ワンクッションか、思い切ってくるぶしが少し見えるくらいの丈感に調整すると、全体がすっきり見えます。
白スニーカーを長持ちさせる習慣
- 履いた日は、ブラシや濡れタオルで軽く汚れを落とす
- 月に一度はしっかり洗浄・クリーニングをする
- 連日同じ白スニーカーを履かず、ローテーションを組む
- 保管時は直射日光を避け、風通しのよい場所に置く
白スニーカーは、最低でも月に一度は軽く掃除する習慣をつけておくと、長くきれいな状態をキープできます。汚れがひどくなる前の「軽いうちのケア」がいちばん楽です。
コンバースがダサいと言われる背景
「コンバースってダサいの?」という相談もよくもらいます。結論から言うと、コンバース自体はむしろ超王道の名作で、ダサいかどうかは合わせ方次第です。キャンパスの足元を見れば分かりますが、コンバースをおしゃれに履きこなしている大学生は本当に多いですよ。
コンバースが愛され続ける理由
コンバースのオールスターは、100年近い歴史を持つスニーカーです。シンプルなキャンバスアッパーとラバーソールという構造で、どんな服にも合わせやすいのが最大の魅力。ローカットは足首がすっきり見え、ハイカットは足首周りにボリュームが出るぶん、ミニ丈ボトムとの相性が抜群です。
カラー展開も豊富なので、「今日はベーシックに白」「ちょっと気分を変えたいからグリーン」と、気分やコーデに合わせて選びやすいのもポイントですね。ここまで長く愛されている靴がダサいわけがない、というのが正直なところです。
ダサく見えてしまう主な原因
それでもコンバースがダサく見えてしまう原因は、大きく二つあります。一つは、ソールがすり減っていたり、キャンバス地が色あせてヨレヨレになっていたりする状態で履き続けていること。もう一つは、細身のパンツにハイカットを合わせたときなどに、足首周りがごちゃついてバランスが悪くなっているケースです。
ソールの減りは、後ろから見たときに内側や外側だけ削れていないかをチェックしてみてください。極端に片減りしていると、見た目だけでなく歩き方にも影響します。また、キャンバス部分が色あせて白っぽくなっている場合は、コーデ全体もくたびれた印象になりやすいです。
サイズ感と履き方のコツ
サイズ選びもかなり重要です。オールスターは横幅が細めに作られているので、足幅が広い人が無理にジャストサイズを選ぶと、つま先が膨らんでシルエットが崩れてしまいます。コンバースを選ぶときは、コンバースのサイズ感を詳しく解説した記事もチェックしながら、自分の足に合うサイズを選ぶのがおすすめです。
履き方の面では、ハイカットを履くときにすべてのハトメまできっちり紐を通して結ぶと、足首周りがかなりタイトに見えます。上から一つか二つの穴を空けてラフに結ぶだけでも、抜け感が出て一気にこなれますよ。
コンバースは「ちょっと使い込まれたくらい」が雰囲気出やすいスニーカーでもあります。ただし、破れやソールの剥がれなど安全面に関わる劣化が出てきたら、早めに買い替えを検討しましょう。見た目だけでなく、転倒やケガのリスクを減らすためにも大事なポイントです。
大学生のスニーカーがダサい悩みをなくす選び方

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ここからは、具体的にどんな基準でスニーカーを選べばダサく見えにくいのかを整理していきます。ブランド名よりも、「色」「形」「サイズ」「ライフスタイルとの相性」を軸に考えると、自分に合った一足が選びやすくなります。「おしゃれに見えるか」と同じくらい、「ちゃんと歩きやすいか」「長く付き合えるか」も大切にしていきましょう。
メンズ向けおすすめの基準
メンズの大学生が一足目に選ぶなら、「白か黒ベース」「ローカット」「余計な装飾が少ない」という三つの条件を満たすモデルを候補にするのがおすすめです。これだけで、ほとんどの服に合わせやすくなります。最初から難しいデザインに手を出すより、ベーシックな一足をしっかり使い倒した方が、コーデ全体のレベルも安定しやすいですよ。
具体的なモデルと選び方
具体的には、ナイキのエアフォース、アディダスのスタンスミス、ニューバランスの574や996あたりが鉄板どころです。エアフォースはソールに程よいボリュームがあり、ストリート寄りのコーデと相性抜群。スタンスミスは上品さがあり、シャツやジャケットスタイルにもハマります。ニューバランスはクッション性が高く、長時間歩く日でも足が疲れにくいのが魅力ですね。
メンズ定番モデルざっくり比較
| ナイキ エアフォース1 | ボリューム感があり、ストリート寄り。Tシャツやパーカーとの相性◎ |
|---|---|
| アディダス スタンスミス | ミニマルで清潔感。シャツやスラックスにも合わせやすい |
| ニューバランス 574/996 | クッション性が高く、歩きやすさ重視の人におすすめ |
どれもハズレのない定番なので、「自分の普段の服にいちばん合いそうな雰囲気」で選んでOKです。
価格帯とコスパの考え方
学生だと予算も気になりますよね。目安としては、一足あたり8,000〜15,000円くらいのゾーンに、デザインと機能のバランスが良いモデルが多い印象です。もちろんこれはあくまで一般的な目安で、セールやアウトレットをうまく使えば、もっと安く手に入ることもあります。
大事なのは、「安いから買う」ではなく、「普段のコーデにしっかりハマって長く履けそうか」で判断することです。なんとなくで買った5,000円の一足より、本当に気に入ってよく履く12,000円の一足のほうが、結果的にはコスパも満足度も高くなりやすいですよ。
メンズは「きれいめな服に合うかどうか」をチェックすると失敗しづらくなります。シャツとスラックスに合わせても違和感がないスニーカーなら、パーカーやデニムにも自然とハマるので、着回しの幅が一気に広がります。「就活前のきれいめデビュー」にもつなげやすいので、早めに一足持っておくと便利です。
レディース向け定番モデルの軸
レディースの場合は、シルエットとボリューム感が特に大事です。脚をきれいに見せたいからといって、何でもかんでも厚底にしてしまうと、逆にコーデが重たく見えることもあります。「かわいさ」と「抜け感」のバランスを意識して選ぶと、どんな服にも合わせやすい一足に出会いやすくなります。
細身ローカットの魅力
個人的におすすめなのは、「細身のローカット」と「ほどよい厚底」の二本柱で考えること。細身ローカットは、コンバースやバンズのオールドスクール、アディダスのキャンパスなど。足首がすっきり見えるので、スカートにもパンツにも合わせやすく、カジュアルすぎず程よいラフさを出せるのが魅力です。
白やアイボリー系の細身ローカットは、春夏のワンピースやスカートコーデと相性抜群です。フェミニン寄りの服装が多い人も、一足持っておくとコーデの幅がかなり広がります。
ほどよい厚底でスタイルアップ
ほどよい厚底なら、スタンスミスのボリュームソールモデルや、プーマのカリフォルニアシリーズなどが使いやすいです。ソールに少し高さがあるだけで、脚全体のバランスが整って見えるので、「脚を長く見せたいけどヒールはちょっと…」という人にはぴったりだと思います。
ここで大事なのは、「厚さ」よりも「シルエット」です。真横から見たときに、つま先からかかとにかけてなだらかなラインになっているモデルは、足元がスラッとして見えやすいです。逆に、つま先が反り返りすぎていたり、かかとだけ極端に高くなっていたりするモデルは、歩きづらさにもつながるので注意しましょう。
レディースが揃えておきたい二足構成
| 一足目 | 細身ローカットの白かアイボリー系(コンバース、キャンパスなど) |
|---|---|
| 二足目 | ほどよい厚底でベージュや黒など落ち着いた色(スタンスミスの厚底モデルなど) |
この二足があれば、カジュアルからきれいめまでほとんどのコーデをカバーできます。きれいめ寄りの日は細身ローカット、カジュアル寄りの日は厚底、と使い分けるイメージですね。
スカートやワンピースをよく着る人は、つま先が丸すぎない、少しシャープなシルエットを選ぶと、足元がすっきりして大人っぽい印象になります。逆に、ワイドパンツが多い人は、ある程度ボリュームのあるスニーカーの方が、裾とのバランスが取りやすいですね。
失敗しないスニーカー選びの要点

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「どのブランドを買うか」よりも大切なのが、サイズ感と用途の整理です。ここを曖昧にしたまま買ってしまうと、どんなに人気モデルでも結局あまり履かなくなってしまいます。せっかくお金をかけるなら、クローゼットで眠らせるのではなく、ガンガン履き倒したいですよね。
サイズ選びの基本
試着するときは、かかとをしっかり靴の後ろに合わせて履き、つま先に5〜10mmほどの余裕があるかをチェックします。かかとが浮いたり、横幅がきついと感じるものは避けた方が無難です。足の指を軽く動かしてみて、自由に動かせるかどうかを確認するのもおすすめです。
また、足のサイズは左右で微妙に違うことが多いので、必ず両足とも試着してください。日本整形外科学会も、足の変形トラブルを防ぐために「母指のつけ根はフィットして先はゆったりとした履物を選ぶ」ことを推奨しています(出典:日本整形外科学会「外反母趾」)。足の健康のためにも、見た目だけでなくフィット感をしっかり大事にしていきたいところです。
ライフスタイルとの相性
毎日キャンパスを歩き回る人と、ほとんど教室移動がない人では、求める機能が変わります。歩く距離が長いならクッション性重視、雨の日もガンガン履きたいなら撥水性のあるモデル、バイト先でもそのまま履きたいなら落ち着いたレザー系など、自分の生活に合わせて優先順位を決めると選びやすくなります。
用途別に見るスニーカーの選び方
| 通学メイン | クッション性と耐久性を重視。メッシュ+レザーのハイブリッドモデルも◎ |
|---|---|
| キャンパス内だけ | 見た目重視でOK。白やベージュのきれいめスニーカーがおすすめ |
| バイトでも兼用 | 黒やネイビーなど、職場の服装ルールに合う色・素材 |
「とりあえずなんとなく」ではなく、自分の一週間の生活をイメージしながら選ぶと、失敗がぐっと減ります。
値段だけで判断するのはおすすめしません。安いスニーカーが悪いわけではありませんが、クッション材やアッパーの耐久性はモデルによってかなり差があります。予算の範囲で構わないので、できるだけ信頼できるブランドやショップで購入するようにしましょう。価格や在庫は変動するため、正確な情報は必ず各ブランドや販売店の公式サイトをご確認ください。
スニーカーの足数やローテーションの考え方については、スニーカーは何足必要かをまとめた記事も参考になると思います。ローテーションを意識すると、靴の寿命も足のコンディションもかなり変わってきますよ。
人気ブランドから選ぶポイント
大学生に人気のブランドは、ナイキ、アディダス、ニューバランス、コンバース、バンズあたりが中心です。ただ、ブランド名だけで選ぶと、人とかぶりまくって「なんとなくダサい」印象になりがちなので注意したいところです。大事なのは、「そのブランドのどのモデルを、どんな色で選ぶか」という具体的な部分です。
ブランドごとのざっくりイメージ
主要スニーカーブランドの雰囲気
| ナイキ | スポーティでストリート寄り。エアシリーズなど、存在感のあるモデルが多い |
|---|---|
| アディダス | ミニマルでクリーン。スタンスミスやスーパースターなど、きれいめカジュアルに強い |
| ニューバランス | クッション性が高く、落ち着いたデザイン。大人っぽいカジュアルに◎ |
| コンバース | キャンパスベースでラフな雰囲気。古着やストリート好きと相性抜群 |
| バンズ | スケートカルチャー発。ボード系・ストリート系コーデにぴったり |
自分の普段の服装が、どのブランドの雰囲気に近いかを考えると、選ぶべきモデルが自然と見えてきます。
人とかぶりにくい選び方
同じブランドでも、モデルやカラーによって印象はガラッと変わります。例えば、ナイキならエアフォースの真っ白はど定番ですが、少しクリームがかったオフホワイトや、スウッシュの色がベージュ系のものを選ぶと、周りとさりげなく差別化できます。
アディダスのスタンスミスも、靴紐や履き方で印象をかなり変えられるモデルです。靴紐の長さや通し方にこだわるなら、スタンスミス専用の情報をまとめた記事もチェックしてみてください。ちょっとした工夫で、同じモデルでも「こなれて見える」足元になります。
人気ブランドを選ぶときは、「自分の服のテイストに合うか」「長く履けるデザインか」を基準にしましょう。流行だけで選ぶと、来年には履きづらくなる可能性もあるので、ベーシック寄りのデザインを選んでおくと安心です。そこに靴紐やソックス、パンツの丈感で個性を足していくイメージだと、失敗しづらくなります。
大学生 スニーカー ダサいを解決するまとめ
ここまで、大学生のスニーカーがダサいと言われがちな原因と、その解決方法を一通りまとめてきました。大事なのは、スニーカー単体ではなく「自分の服装とライフスタイルに合っているか」を基準に考えることです。どんなに人気のモデルでも、自分のコーデや生活に合っていなければ、結局「なんか違う…」と感じてしまいます。
レディースなら、厚底に頼りすぎずシルエットのバランスを意識すること。メンズなら、スポーツ用と普段用を分けて、きれいめな服にも合う一足を持っておくこと。黒や白などの定番カラーは、素材とケア次第でいくらでもおしゃれに見せられますし、コンバースのような王道モデルも、サイズと合わせ方さえ意識すればしっかり今っぽく履きこなせます。
そして何より、あなた自身が「これ好きだな」と思える一足を選ぶことが一番大切です。好きなスニーカーを履いているときの自信は、コーデ全体の雰囲気にも表れますからね。友だちから「その靴いいね」と言われたときに、「実はここが気に入っててさ」と語れるくらいの一足に出会えたら最高です。
この記事で紹介した内容は、あくまで一般的な目安と、スニーカー好きとしての経験に基づく考え方です。足のトラブルがある場合や、インソール調整が必要そうな場合は、シューフィッターなど専門家に相談して、自分の足に合った一足を選んでください。サイズや価格、素材の仕様などの正確な情報は、必ず各ブランドや販売店の公式サイトをご確認のうえ、最終的な判断はご自身と専門家のアドバイスをもとに行っていただければと思います。
「大学生 スニーカー ダサい」と検索してここにたどり着いたあなたが、次にキャンパスを歩くとき、「今日の足元、結構いいかも」と思えるようになっていたら嬉しいです。気になることがあれば、またスニーカー・ジャングルをのぞきに来てくださいね。
