こんにちは。スニーカー・ジャングル、運営者のTAKAです。
今回はアシックスGEL-CUMULUS16について、ランニングシューズとしての性能やスニーカーとしてのデザイン性、重さやサイズ感、クッション性、口コミやレビューの傾向まで、気になるポイントをまるっと整理していきます。ランニング目的で探している人もいれば、スポーツスタイルのスニーカーとしてコーデに取り入れたい人もいると思うので、どちらの目線でも分かりやすいようにまとめていきますね。
2014年前後のランニングモデルとして登場したゲルキュムラス16は、そのソフトなクッション性と長距離走行での安定感が評価されてきた一足です。今はスポーツスタイルのスニーカーとして復刻されていることもあって、「昔履いていたモデルをまた楽しみたい」「今の定価や中古価格はどれくらいなのか知りたい」「後継モデルやゲルニンバス、GT2000との違いが気になる」といった声をよく聞きます。とくに、昔のランニングシューズの雰囲気が好きな人には刺さるデザインなんですよね。
一方で、年数が経ったモデルならではの寿命や加水分解のリスク、中古で探すべきか現行の後継モデルを選ぶべきかなど、不安もありますよね。ソールの劣化やサイズ感の違いで失敗したくない、膝や腰を痛めないか心配、と感じている人も多いはずです。この記事では、そういった疑問を一つずつほどきながら、あなたの足とライフスタイルにとってベストな選び方ができるように解説していきます。
この記事のポイント
- GEL-CUMULUS16の特徴やスペックをざっくり把握できる
- 重さやサイズ感、クッション性など履き心地のイメージがつかめる
- ゲルニンバスやGT2000との違い、中古購入時の注意点が分かる
- 自分に合うかと、後継モデルを選ぶときの判断軸が見えてくる
ASICS GEL-CUMULUS 16の特徴

スニーカージャングル・イメージ
まずはASICS GEL-CUMULUS 16がどんなコンセプトで作られたモデルなのか、重さやサイズ感、クッション性、評判までまとめてチェックしていきます。ランニング用途としても、今のスポーツスタイルスニーカーとしてもイメージしやすいように整理していきますね。ここを押さえておくと、「自分が履くならどんなシーンがメインか」がかなりクリアになってくるはずです。
重さの違いと走行感
GEL-CUMULUS16は、当時のランニングシューズの中ではしっかりクッションを積んだ「やや重め」の部類です。フルマラソン完走やLSD(ゆっくり長く走るトレーニング)を想定したモデルなので、スピードよりも安定感と安心感を優先した作りになっています。「タイムを削るための一足」というよりは、「安心して距離をこなすための一足」というイメージですね。
ミッドソールにはFluidRideフォームが使われていて、柔らかさと反発をバランスさせた構造。走ってみると、着地の瞬間はふわっと沈み込み、そのあと軽く押し返してくれるような感覚があります。キロ5分を切るようなペースでガンガン走るより、キロ6〜7分くらいでじっくり距離を踏みたい人向きの走行感です。ジョグ中心のランナーや、膝に不安があってペースを落としたい人にはかなりハマりやすいと思います。
ランニングシーン別の重さの感じ方
重さの感じ方は、「どんなシーンで使うか」でかなり変わります。例えば、インターバルやペース走みたいなスピード練習だと、どうしてもシューズの重量が気になりやすいです。足が前に出ていく勢いを邪魔されるような感覚になって、「もう少し軽いモデルの方が良かったかも」と感じるかもしれません。
一方で、ゆっくり長く走るLSDや、疲労抜きジョグの日は話が別です。GEL-CUMULUS16のようにクッションがしっかり入っていて、ミッドソールに適度な厚みがあるモデルは、足裏と関節のダメージをやわらげてくれるので、走り終わったあとの疲れ方がかなり変わってきます。「スピード練習は軽量シューズ、ジョグはクッション系」と使い分けると、GEL-CUMULUS16の良さがかなり引き出せますよ。
| モデル | イメージされる重さ(27.0cm) | 主な用途 |
|---|---|---|
| GEL-CUMULUS16 | 約280〜310g前後 | ジョグ、LSD、長時間のウォーキング |
| 軽量トレーニングモデル | 約230〜260g前後 | ペース走、ポイント練習 |
| 厚底レーシングモデル | 約200〜240g前後 | レース、本気のタイム狙い |
※重さはあくまで一般的な目安で、サイズやモデルごとに異なります。
今の厚底カーボンシューズや軽量トレーニングモデルと比べると、どうしても重量は感じやすいです。ただ、そのぶん着地のショックをしっかり受け止めてくれるので、膝や腰への負担を少しでも減らしたい人には今でも十分アリなバランスだと思います。「多少重くてもいいから、安心感のあるシューズが欲しい」というあなたには、かなりフィットする一足かなと感じます。
ランニングシューズの重さは、体感でもけっこう変わります。同じ300g前後でも、クッションの沈み方や足首まわりのホールド感によって「重く感じる or 気にならない」が変わるので、あくまで数値は目安として考えてもらえるとちょうどいいです。走り方のクセや筋力によっても感じ方は違うので、可能なら実際に店舗で履いてみて、数歩でもいいので歩いてみるとイメージしやすいですよ。
サイズ感とフィット傾向
アシックスらしく、GEL-CUMULUS16もややタイト寄りのジャストフィットという印象です。特に中足部からかかとにかけてホールドがしっかりしていて、足がシューズの中でブレにくい構造になっています。走っているときに「シューズの中で足が泳ぐ」感じが少なく、縦にも横にもピタッと包まれるフィット感が欲しい人にはかなりハマりやすいです。
足形とサイズ選びのポイント
幅に関しては、日本人向けのラストだけあって、標準〜やや幅広までカバーできる設計です。ただし、甲が高めの人や、親指側に圧迫感を感じやすい人は、タイトすぎると爪トラブルにつながることもあるので注意したいところ。特にランニングで使う場合、つま先に5〜10mmくらいゆとりがあるサイズを基準に選ぶと失敗しづらいです。
「いつもナイキは27.0cmでちょうどいいけど、アシックスは27.5cmの方がラクだった」という声も多いので、普段から他ブランドを履いている人は、同じサイズとハーフサイズアップの2つを履き比べるのがおすすめです。ランニング用途ならややゆったり目、普段履きメインならジャスト寄り…といった感じで、用途に合わせて微調整してもいいですね。
アシックススニーカー全体のサイズ感をもっと深掘りしたい場合は、アシックススニーカーのサイズ感と選び方をまとめた記事も参考になると思います。ブランドごとの違いも整理しているので、「いつもどのサイズを選べばいいか分からない…」という人はチェックしてみてください。
ランニング用と普段履き用での違い
ランニング用としてしっかり距離を走るなら、足がむくんでくる後半を見越して、少しゆとりのあるサイズを選ぶ方が安全です。つま先が当たる状態で長時間走ると、爪が黒くなったり、指の関節に負担がかかったりしやすいので、ここは妥協したくないポイントですね。
逆に、普段履きメインで使う場合は、あまり大きくし過ぎるとカカトが浮きやすくなってしまいます。街歩きや通勤程度なら、ジャストサイズ〜ハーフサイズアップくらいで「脱げそうにならないけど窮屈でもない」ラインを狙うといいかなと思います。
なお、ここで紹介しているサイズ感は、あくまで一般的な傾向です。足の形や甲の高さによってもフィットは変わるので、可能であれば店頭で試着してから決めるのがベストかなと思います。サイズ選びで不安があるときは、ショップスタッフに相談して、「指先の余裕」「甲周りの締め付け」「かかとの浮き」あたりを一緒にチェックしてもらうと安心ですよ。
クッション性能の評価

スニーカージャングル・イメージ
GEL-CUMULUS16の一番の魅力は、やはりGELクッションとFluidRideの組み合わせによるソフトな履き心地です。かかとと前足部の両方にGELが入っているので、かかと着地派でもフラット着地派でも、衝撃の角が丸くなるイメージ。長時間走ったあとでも、「足裏がジンジンする感じ」が出にくく、着地の不快感をかなり減らしてくれます。
また、アウトソールの中央に配置されたGuidance Line(ガイダンスライン)が、重心移動をスムーズに誘導してくれるので、初心者でも自然と足運びが整いやすい設計になっています。中足部にはGuidance Trussticという樹脂パーツが入っていて、ねじれを抑えてくれるのもポイントです。足首まわりの安定感も相まって、着地から蹴り出しまで一連の動きがスムーズにつながる感覚があります。
GELクッションについては、アシックス公式サイトでも、ランニング時の衝撃緩衝性を高めるテクノロジーとして詳しく説明されています。(出典:アシックス公式サイト「GEL テクノロジー」)を読むと、どの位置にどのようなGELを配置しているかが分かりやすくまとめられていて、「なぜ着地時の衝撃がやわらぐのか」をイメージしやすいと思います。
柔らかさと安定感のバランス
クッション系のシューズでありがちなのが、「柔らかすぎてグニャっとしてしまい、かえって疲れる」というパターンです。その点、GEL-CUMULUS16はミッドソール全体がふわふわというより、着地の瞬間だけショックを吸収して、そのあとはしっかりとした土台で支えてくれるようなバランスになっています。
特に、体重がやや重めのランナーや、足首周りの筋力にあまり自信がない人にとっては、「柔らかいけどグラグラしない」という安心感がかなり大事です。GEL-CUMULUS16は、そのあたりのバランスが上手く取れているので、「とりあえず足を守りたい」「故障リスクを減らしたい」と考えている人のファーストチョイスとしてもおすすめしやすいモデルです。
クッションの硬さは個人差が大きいので、「柔らかすぎる」「ちょうどいい」と感じ方が分かれがちです。GEL-CUMULUS16はどちらかというと柔らかめ寄りなので、しっかりした接地感がほしい人は、もう少し硬さのあるトレーニングモデルの方が好みに合うかもしれません。逆に、「足裏の突き上げがとにかくイヤ」というあなたには、かなりマッチすると思いますよ。
長距離ジョグや普段履きで使う分には、クッション性に不満を感じる人は少ないはずです。特にアスファルトのような硬い路面で長時間歩く・走るシーンでは、足裏のラクさをかなり実感しやすいモデルだと思います。ただし、足や膝など健康に関わる部分は個人差が大きいので、痛みが続くようであれば無理をせず、整形外科やスポーツドクターなど専門家に相談しつつ様子を見るようにしてください。
レビューで多い良い点
GEL-CUMULUS16に寄せられているポジティブな声をまとめると、だいたいこんな感じです。
- 「マシュマロみたいに柔らかい」というレベルのクッション性
- 長時間走っても足裏が痛くなりにくい
- かかと周りのホールドが良く、ブレにくい
- 足を入れた瞬間から優しい履き心地で、靴擦れしにくい
- ゲルニンバスほど高価ではなく、コスパが良い
特に多いのが、「とにかく履き心地がやわらかくてラク」という声です。アッパーのメッシュが足に沿ってフィットしつつ、履き口まわりのパッドが厚くて優しいので、足入れした瞬間から「あ、これ疲れにくそうだな」と感じてもらえると思います。ランニングシューズに慣れていない初心者の方でも、違和感少なく履けるのは大きなメリットですね。
ランナー目線で評価されているポイント
ランナー目線で見ると、やはりフルマラソン完走やLSD用としての評価が高いです。「サブ4やサブ5を狙うレベルなら、十分レースでも使える」「30km走でも足裏のダメージが少なかった」といった口コミも多く見られます。もちろん、今の最新レーシングモデルと比べるとスピード性能は控えめですが、「完走を目指す層」にとっては非常に頼もしい相棒と言えるはずです。
また、クッションが効いているわりに着地の安定感が高いので、「フォームが崩れにくい」「脚が変に振られない」といった声もあります。足の接地位置がバラつきやすい初心者にとって、この安定感はかなり心強いですよ。
普段履き・仕事用としての評価
ランニングだけでなく、立ち仕事や通勤で長時間歩く人の普段履きスニーカーとしてもかなり優秀です。クッションがしっかりしていると、駅の階段やコンクリートの床でも足裏がラクになりやすいので、「仕事の日こそクッション系スニーカーが手放せない」という人も多いです。
ランニングだけでなく、立ち仕事や通勤で長時間歩く人の普段履きスニーカーとしてもかなり優秀です。スポーツスタイルの復刻版は、街履きメインで使いたい人にもぴったりだと思います。きれいめなパンツやテック系のパンツと合わせると、程よくスポーツ感を出しつつ今っぽい雰囲気にまとまりますよ。
もちろん、色やデザインの好みはあるので、全員にドンピシャというわけではありませんが、「履き心地重視で選んだ結果、見た目も好きになった」というパターンもけっこう多い印象です。あなたがクッション性や快適さを最優先するタイプなら、かなり満足度の高い一足になるはずです。
口コミに見る注意点
一方で、口コミやレビューを見ていると、注意しておきたいポイントもいくつかあります。
- スピードを出す練習には少し重く感じる
- デザインがゴチャっとしていて、好みが分かれる
- アッパーメッシュが薄く、ハードに使うと破れやすいという声もある
- 経年劣化でソールが加水分解しやすい年代のモデルがある
まず、スピードを重視する人にとっては、やはり重量がネックになりがちです。キロ4分台〜それ以上で走る人だと、「もう少し軽量なシューズの方がピッチを上げやすい」と感じるケースが多いと思います。タイム狙いのレース用としては、厚底レーシングモデルや軽量シューズと使い分けるのが現実的かなと感じます。
デザイン面では、2010年代らしいテクニカルなディテールが詰め込まれているので、「レトロでカッコいい」と感じる人もいれば、「ちょっと情報量が多くてゴチャっとして見える」と感じる人もいます。ここは完全に好みの問題ですが、シンプルなミニマルスニーカーが好きな人には少し派手に感じるかもしれません。
耐久性と経年劣化のリスク
アッパーメッシュに関しては、通気性を優先した薄めの素材を使っているので、足の甲が強く当たる人や、シューズをガシガシ洗ってしまう人は、破れやすいという声もあります。ランニングでかなりの距離を走る人は、シューレースを締めすぎない・同じ部分だけに負荷をかけないといった工夫も大事です。
特に古いランニング版のGEL-CUMULUS16は、発売から時間が経っているので、アウトソールやミッドソールの寿命には要注意です。中古で狙う場合は、「加水分解していないか」「ソールにヒビが入っていないか」をしっかりチェックしてから購入したいところです。見た目がきれいでも、ソール内部が劣化しているケースは珍しくないので、写真だけで判断するのはリスクがあります。
ソールの劣化スピードは、保管環境や使用頻度によって大きく変わります。寿命の目安はあくまで一般的な数値でしかないので、最終的には実物の状態を見ながら判断してください。より詳しい加水分解対策については、アシックススニーカーの加水分解を防ぐ実用ガイドもチェックしてみてください。
足や膝に関わる話なので断定はできませんが、気になる症状がある場合や痛みが続く場合は、自己判断だけで走り続けず、整形外科やスポーツドクターなど専門家に相談するのがおすすめです。シューズ選びはあくまで一つの要素なので、「シューズを変えたから絶対に痛みがなくなる」と考えすぎず、フォームやトレーニング量も含めてトータルで調整していくイメージを持ってもらえると良いかなと思います。
ASICS GEL-CUMULUS 16の選び方

スニーカージャングル・イメージ
ここからは、ASICS GEL-CUMULUS 16を「今あえて選ぶならどう使うか」「他モデルと比べてどんな人に合うのか」を掘り下げていきます。ゲルニンバスやGT2000との違い、中古で探すときのチェックポイント、現行の後継モデルまでまとめて見ていきましょう。ここを読むと、「自分はどのポジションのシューズを選ぶべきか」がかなりハッキリしてくるはずです。
ゲルニンバスとの比較
同じクッション系ランニングシューズとしてよく比較されるのが、GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)です。ざっくり言うと、
- ゲルニンバス:クッション最優先のフラッグシップモデル
- ゲルキュムラス:クッションと軽さのバランスを取った弟分
ゲルニンバスは、最新モデルになるほどクッション量と反発性が強化されていて、長距離ランナーからの信頼も厚い一足です。そのぶん価格も高めで、重量もやや重くなりがち。一方でGEL-CUMULUS16は、当時のポジションとしては「ニンバスほどガチじゃなくていいけど、楽に走りたい人向け」という立ち位置でした。
どんな人にゲルニンバスが向いているか
ゲルニンバスは、フルマラソンを複数回走るような中級者以上のランナーや、長時間のジョグでも最大限クッション性を優先したい人に向いています。特に、体重がやや重めで、膝や腰の負担をできるだけ抑えたい人にとっては、ゲルニンバスの厚めのクッションはかなり頼れる存在です。
その一方で、「そこまでガチに走るわけじゃないけど、クッションが良くて気軽に使えるモデルが欲しい」という人には、GEL-CUMULUS16のポジションがちょうどよく感じられるはずです。価格も少し抑えめで、日常のジョグから普段履きまで幅広く使えるので、「ランニング専用というより、オールラウンダー的な一足が欲しい」あなたにはゲルキュムラス寄りがおすすめです。
もし今、ランニングメインでクッション重視の一足が欲しいなら、最新のゲルニンバスシリーズを検討した方が、性能面では確実にアップデートされています。ゲルニンバスとゲルカヤノの違いについては、アシックスのニンバスとカヤノの違いを解説した記事も参考になると思います。
逆に、「昔履いていたゲルキュムラス16の感覚が忘れられない」「クッションと見た目のレトロ感を両方楽しみたい」という人は、スポーツスタイル版のGEL-CUMULUS16を街履き用として選ぶのもアリです。ランニング性能だけでなく、ファッションとしての楽しさも含めて選べるのが、今のゲルキュムラスシリーズの面白いところですよ。
GT2000との機能差
もう一つ比較されやすいのが、GT-2000シリーズとの違いです。ここは目的がかなりハッキリ分かれています。
- GEL-CUMULUS16:ニュートラル〜ややアンダープロネーション向け
- GT2000:オーバープロネーション(内側への倒れ込み)を抑えるサポートモデル
GT2000には、内側のミッドソールを硬くしたり、サポートパーツを入れたりして、足首の過度な内倒れを防ぐ機能がしっかり入っています。走っているときに膝が内側に入りやすい人や、シューズの内側だけ極端にすり減るタイプの人には、GT2000のようなサポート系モデルの方が合いやすいです。
自分のプロネーションタイプをざっくり知るコツ
自宅でできる簡単なチェック方法としては、よく履いているスニーカーのソールの減り方を見る方法があります。かかとの内側だけ極端にすり減っている場合はオーバープロネーション傾向、外側が強く減っているならアンダープロネーション寄り、といったざっくりした目安になります。
GEL-CUMULUS16はニュートラル〜ややアンダープロネーション寄りを想定しているので、外側に体重が乗りやすい人でも違和感なく使いやすい設計です。逆に、内側にグニャッと倒れ込む感覚が強い人がGEL-CUMULUS16を選ぶと、サポートが足りずに膝や足首に負担が出る可能性があります。その場合は、GT2000やゲルカヤノのような安定系モデルを優先した方が安全かなと思います。
自分のプロネーションタイプは、ショップの足型計測やランニングフォーム診断などでチェックしてもらうのが一番確実です。この記事の内容はあくまで一般的な目安なので、最終的な判断は専門スタッフや医療の専門家に相談しつつ決めてもらえると安心です。とくに膝や足首に痛みがある場合は、自己判断だけで走り続けるのではなく、早めに受診するようにしてください。
「自分はそこまでクセが強くなさそうだし、まずはクッション性重視で選びたい」というあなたには、GEL-CUMULUS16のようなニュートラルモデルから入るのも全然アリです。走りながら自分の癖が分かってきたら、次の一足でGT2000などサポート系にシフトしていく、というステップアップの仕方もおすすめですよ。
中古購入時の注意点

スニーカージャングル・イメージ
ランニング版のGEL-CUMULUS16はすでに旧モデルなので、手に入れるなら中古市場やデッドストックが中心になります。ここで必ず押さえておきたいのが、ソールの寿命と加水分解リスクです。見た目がきれいでも、ソール内部が劣化しているケースは少なくないので、価格だけを見て飛びつかないようにしたいところです。
チェックしたいポイント一覧
ウレタン系素材を使ったミッドソールは、保管状態に関わらず経年劣化していきます。特に発売から10年前後経っている個体だと、
- ソール側面に細かいヒビが入っている
- 指で押すと、表面がパリッと割れるような感触がある
- 履いて数回でアウトソールとミッドソールの間が剥がれてくる
といったトラブルが起きやすくなります。中古で狙う場合は、少なくとも以下のポイントは確認しておきたいです。
- アウトソールとミッドソールの間に隙間や浮きがないか
- ソール側面に変色・ベタつき・ヒビ割れがないか
- アッパーのメッシュに破れやほつれがないか
- インソールのヘタリ具合(極端に薄くなっていないか)
- 販売者が「いつ頃購入してどれくらい履いたか」を明記しているか
オンラインで中古を買う場合は、「いつ頃購入したものか」「どのくらい使用したか」「ソールやミッドソールにヒビやベタつきがないか」を、写真と説明文の両方でチェックしましょう。可能なら、横方向だけでなく、かかと側やつま先側の写真もお願いして、劣化の有無を確認したいところです。
オンラインで中古を買う場合は、「いつ頃購入したものか」「どのくらい使用したか」「ソールやミッドソールにヒビやベタつきがないか」を、写真と説明文の両方でチェックしましょう。特に加水分解について不安がある人は、先ほど紹介した加水分解対策の記事も合わせて読んでおくと判断しやすくなります。
足元のトラブルはケガにもつながるので、少しでも不安を感じる状態のものは無理に履かず、現行モデルや新品のスニーカーを選んだ方が安全かなと思います。中古は確かに価格的な魅力がありますが、「安く買ったつもりが、すぐ履けなくなって結局高くついた…」というパターンも多いので、慎重に見極めていきましょう。
後継モデルの特徴
「GEL-CUMULUS16が好きだったけど、今買うならどれを選べばいい?」という人に向けて、ざっくり後継ポジションの話もしておきます。現在のGEL-CUMULUSシリーズは、基本コンセプトこそ変わっていないものの、クッション素材やソール形状がしっかりアップデートされていて、履き心地もかなり現代的になっています。
現在のGEL-CUMULUSシリーズは、FF BLASTなどの新素材を採用しつつ、足運びのスムーズさや軽量性がしっかりアップデートされています。ソール形状も現代的になっていて、ロッカー構造(つま先が適度に反り上がった形)によって、自然と前に転がるような推進力を感じやすくなっています。「クッション性は好きだけど、もう少しテンポ良く走りたい」という人には、現行モデルの方がハマりやすいはずです。
現行GEL-CUMULUSの主な進化ポイント
- クッションの柔らかさはキープしつつ、反発と軽さがプラス
- アッパーのシームレス化で、足当たりがよりなめらか
- 日常のジョグからフルマラソン完走まで幅広くカバー
- ミッドソールのフォーム材が改良され、耐久性も向上
といった感じで、「16のあの安心感が好きだった人が、素直にアップデート版として選べる仕上がり」になっています。クッションのキャラクター自体は受け継ぎつつも、重量感や走行感は全体的に軽やかになっているので、ランニング用途でガッツリ使うなら、無理に古い16を探すより、現行のGEL-CUMULUSを選んだ方が結果的にコスパも安全性も高いはずです。
街履きメインで、あのレトロランニングデザインを楽しみたいなら、スポーツスタイルラインから出ているGEL-CUMULUS16の復刻スニーカーも要チェックです。クッション性はしっかりありつつ、カラーリングや素材感で今らしさがプラスされています。太めのデニムやナイロンパンツと合わせて、ボリューム感のある足元を作るのもおすすめですよ。
どちらを選ぶにしても、「どんなシーンで一番履きたいか」「ランニングと普段履きのどちらを優先するか」をイメージしておくと失敗しづらいです。迷ったときは、ランニング性能や安全性を優先するなら現行モデル、デザインと懐かしさを優先するなら復刻版GEL-CUMULUS16、という基準で選んでみてください。
ASICS GEL-CUMULUS 16総まとめ
最後に、ASICS GEL-CUMULUS 16を選ぶかどうか迷っているあなたに向けて、ポイントを整理しておきます。
- 柔らかめクッションで長距離をラクに走りたい人とは相性が良い
- ニュートラル〜ややアンダープロネーション寄りの足に合いやすい
- 最新のランニング性能を求めるなら、現行のGEL-CUMULUSやゲルニンバスを検討した方が◎
- ランニング版16を中古で狙う場合は、加水分解やソールの劣化チェックが必須
- 街履きスニーカーとして楽しむなら、スポーツスタイルの復刻版もかなりおすすめ
アシックスGEL-CUMULUS16は、今の基準で見ても「クッション性に全振りしたい人」にとって心強い一足です。ただし、発売から時間が経っていることもあり、ランニング用途でフルに使うなら、ソールの状態や寿命をしっかりチェックしたうえで判断したいところです。安全面やパフォーマンスを優先するなら、後継となる現行のGEL-CUMULUSシリーズを選ぶのも非常に良い選択肢だと思います。
この記事で紹介した内容は、あくまで一般的な目安や個人的な所感を元にしたものなので、最終的なサイズ選びやモデル選びは、公式サイトの情報やショップスタッフのアドバイス、医療・運動の専門家の意見も参考にしながら決めてもらえると安心です。足や膝に不安がある場合は、必ず専門家に相談したうえでトレーニングを進めるようにしてください。あなたの足と走り方にぴったりな一足が見つかればうれしいですし、GEL-CUMULUS16がその候補の一つになれたら、スニーカー好きとしてもランニング好きとしても最高です。
